とんかつ 竹亭
私が勝手に鹿屋のソウルフードとして、みんなに自慢し続けている「竹亭」。
店内がとんかつ専門店の“最終形態”と、私は勝手思っています。
店の中心にオープンキッチンがあって、揚げる人、キャベツを盛る人、味噌汁を作る人、、、と分業されているスタイル。
美味しいとんかつを如何に効率良く調理し、提供するか試行錯誤してできた最終形態。
東京で美味しいとんかつ屋さんに連れて行ってあげると言われて、
連れて行ってもらった「とんき」もこのスタイルで、鹿屋の竹亭が更に誇らしくなったこともありました。
平日のランチ時はもちろん、連休で帰省した時には家族で食べに来るローカルに愛されている名店です。
とんかつが美味しいのは当然ですが、一緒についてくる味噌汁もうまい。
手作りのドレッシングは店員さんに声をかけないと出てこなかったり(けっして愛想が悪いわけではない)、
メニューに載っていない裏メニューがあったりと、何度も通って知ることのできる奥深さがあります。
コロナ期間中は持ち帰りのお弁当にお世話になった、地元民も多いかと。
竹亭を創業した、お父さんのトレードマークの髭がマスクで見えないのが残念ですが、
コロナが収束して、見れるのが楽しみになっています。
鹿屋に来た際にはぜひ一度行ってみては。
PAPER SKY
先日発売されたPAPER SKY。
編集長ルーカス率いる取材チームが鹿屋を尋ねてくれました。
今回は九州4大国立公園を巡って各地の「食」をサンドウィッチで味わう企画。
鹿屋を訪れた一行は、この路の蜂谷さんにサンドウィッチの調理を依頼、
ふくどめ小牧場の肩ロースとその農園でとれたセルバチコ、ダマスクの風の百花蜜、kiitosのチョコレートを、
お隣宮崎県のKODAMAPANのデトックスパンにサンド。
鹿屋のオールスターチームのようなサンドウィッチが掲載されています。
取材チームの旅のパートナーとして来ていた、青果ミコト屋の鈴木鉄平さん、チョークボーイさんとの再会と出会いもあり、
鹿屋の食に魅力を感じ尋ねて来てくれた事をとても嬉しく思います。
ダマスクの風
旅先で鹿屋の出身と言うと、大抵の人が「鹿屋と言えば」で続けて言うのが、鹿屋自衛隊と鹿屋体育大。
その全国的にも有名な“体大”近くにあるダマスクの風。
園長の門倉さんが、山の麓を開拓して切り開いた農園です。
生産しているのはダマスクローズ。
数あるバラの中でも一番香りが良いとされ、バラの女王とも言われるような品種だそうです。
バラの農園に加えて、年間通して様々なハーブや草花を育てていて、いつ行っても綺麗な花を見ることができます。
バラ以外の農園は一般開放してたくさんの人にみてもらいたいという園長門倉さんの粋なはからいです。
いつ行っても農園の手入れに勤しんでる門倉さん、来るたびに変化があって驚かされます。
休憩スペースの小屋の天井には農園で収穫された草花が逆さに吊るされて圧巻の光景。
吊るされた草花のしたでダマスクローズ入りのソフトクリームぜひ食べてみてください。
口の中がお花畑になりそうな良い香りを味わえます。
農園でとれたてのフレッシュハーブティーもぜひ。
また、門倉さんが実生から育てた草花の苗もおすすめです。
ドライブの休憩にぜひ立ち寄ってみてください。